大容量でなおかつ正弦波だと手が出せるような値段では売っていないので、それなら作っちゃえと安易に考えて挑戦してみました。
サブバッテリーを自分で作る
作った当時は夏だったので、それほど役には立たなかったのですが、やはり寒くなってくると電気毛布が使えるので、かなり役に立ってます。スマホも充電できるので、今では無くてはならないアイテムになってます。
さて、サブバッテリーについて知らない人も居ると思いますので、簡単に、本当に簡単に説明しておきます。詳しくは説明できませんので(汗
ここでケン丸が紹介しているサブバッテリーとは、車やボートで使われるバッテリーを利用して電化製品を使えるようにした、まあ言ってみれば充電式のコンセントと言ったところでしょうか。
キャンピングカーなどに搭載されている電源と同じようなシステムです。
自作にあたり準備したもの
サブバッテリーの作成にあたって以下の物を用意しました。準備したもの
- バッテリー
- インバーター
- 充電器
- 収納ケース
- ソケット類
- 電装部品(配線、ヒューズ、リレーなど)
電気系のカスタムはショートの危険などもあるので、通常は自作など危ないのでやらないです。面倒だしね。
しかし、市販されているサブバッテリーはあまりに高い!
ちょっとケン丸では手が出ないほどの高級品なので買えませんでした。
でも欲しくて欲しくてたまらない気持ちを抑えられないので、だったら自作でもするか!と無謀にも挑戦することにしたのです。
バッテリー
まずバッテリーですが、ディープサイクルバッテリーを選びました。サブバッテリーのような使い方をするのに向いてるバッテリーで、完全にシールドされているので、補水の必要もなくメンテナンスフリーで、通常のバッテリーなどと違ってガスなどの問題もありません。
ただ、ちょっとお値段がお高めなのですよね・・・
詳しい事は忘れてしまったのですが、通常バッテリーは充電中に、水素ガスが発生するので、密閉された室内や空間での使用は危険らしいです。
ですがディープサイクルは完全に密閉されているのでガス発生の心配がないそうです。
まあ、何事にも絶対は無いと思うので、ケン丸は少し換気するようにしています。
サブバッテリーの最大の使用目的が電気毛布だったので、それほど容量も必要ないので、少しでも軽い80Aをチョイスしています。
インバーター
インバーターは簡単に言うと、バッテリーのDC12Vで家庭用の100V電源を使えるように変換してくれるものなのですが、いろいろと種類があります。まずはワット数です。これによって使用できる電化製品が変わってきます。
ケン丸がメインで使用する電気毛布は50ワットなので、それほどワット数は高くなくても良いのですが、停電などの時に家で飼っている熱帯魚のエアーやヒーターなども使えるように600Wを選びました。
あとインバーターには「正弦波」と「矩形波」の違いもあります。
ちょっと難しいので説明は省きますが、正弦波が家庭用のコンセントと同じ出力波形なので、ほとんどの電化製品の使用が可能なのですが矩形波だと精密な周波数を必要とする電化製品は使えないのです。
よくオートバックスなどで安く売ってるインバーターは矩形波になります。
擬似正弦波といった商品もあるのですが、しょせんは擬似なので微妙です。
使用目的の電化製品が正弦波でないと使用できないのか、それとも矩形波でも使えるのかで、インバーターの値段は大きく違います!
残念ながら電気毛布は温度などの制御があるので正弦波でないと使えません。
こればっかりは仕方ないので、ちと高いですが正弦波のインバーターを購入することに。
少しでも安く買えればと思ってインバーターはヤフオクで新品を落札しました。
見た目はいかにも中●でアレですが、今のところは問題なく使えています。
充電器
充電器に関してはディープサイクルバッテリーが充電できれば何でも良かったですが、どうせなら収納ケースに一緒に入れておけるようなコンパクトなのを探しました。それで見つけたのがシーテックの充電器ですが、非常にコンパクトです。
並行輸入品だったのでマニュアルの不安がありましたが、それほど難しいもんでもなかったです。まあ充電できてるので大丈夫でしょう。
少しでも経費を抑えるには、こういった適当な感覚も大事なのです(笑
安心や保証はタダじゃないので値段が上がりますからね。
まあ失敗した場合は勉強代として高くつきますが気にしたら負けです(爆
あれから何度も充電してますが、今でも問題なく充電できてますね。
設定も簡単でコンパクトなので、とても気に入ってます。買って正解でした。
ケン丸が買ったのは並行輸入品でしたが、今では日本仕様のモデルもあるようですね。
収納ケースに適当なサイズのコンテナボックスや、100V用コンセントのソケットや、シガーソケット+USBや、電装関係の小物はホームセンターとオートバックスで調達しました。
電圧計だけは、良いのが無かったのでヤフオクで安いのを落札してます。
ちょっと長くなったので、今回はここまでにしておきます。
続きは下記のサブバッテリー完成編をご覧下さい。
前回の準備編の続きです。本来なら製作編にするはずだったのですが、 サブバッテリーを自作している様子を撮影した画像が無かったのです・・・ スポンサーリンク スポンサーリンク 苦労した制作中の画像が・・・ &n …
最後まで読んでいただきありがとうございました。